UTARC - University of Tsukuba, Division of Advanced Robotics and Cybernics

講演題目：
居眠りする知覚を備えるインテリジェントシステムの実現を目指して ～ その他，研究室紹介 ～

講演者：
三河 正彦　講師
筑波大学 図書館情報メディア研究科

概要：
ロボットやセンサネットワーク等のインテリジェントシステムでは，多数のセンサから得られる大量のデータを処理する必要があります．そこで我々は，人間の柔軟な知覚情報処理能力に着目し，人間の意識状態，特に睡眠/覚醒状態を数理モデルとして表現する研究を進めています．本数理モデルを利用することにより，覚醒時には外部(視覚や聴覚)情報を主に処理し，睡眠時には内部(蓄積)情報を主に処理したり，処理を休止したりすることができる動的な知覚情報処理システムの構築が可能となります．
また，過去の研究や現在研究室で取り組んでいる他の研究も紹介します．