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第10回UTARCセミナー(UTARC-010)
日時 | 2006年5月31日 17:00 〜 18:00 |
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主催 | UTARC |
場所 | 3L307 |
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講演題目:
人・機械適応系に関する研究(筋電義手への応用例)
講演者:
横井 浩史 助教授
東京大学 大学院工学系研究科 精密機械工学専攻
概要:
近年のIRTの発展を背景として,福祉医用機器のインテリジェント化が強力に後押しされている.高度に発達した機器は,これまで我々が使い慣れてきた簡単な道具とは異なり、想像を絶するスピード・パワー・自由度を有することとなり,これまでとは異なる複雑で多様な外部機器を自在に操作できるような社会を造り出すこととなろう。
そのような外部機器をコントロールするためには、やはり高度に発達したインターフェースが必要となる。ここでインターフェースが高度であるとは、
- 自然な操作感(意図推定や予測、神経インターフェース)
- 同時性や調和性(高速処理性,生体適合性)
- 柔らかい情報処理(適応学習能力,能動的探索能力)
などの性質を具備する必要があろう.
本発表では,我々の研究室で取り組んできた個性適応型のインターフェースを用いて,高い運動自由度を有する義手を操作することのできるシステム開発と,このシステムを用いたときの人間の脳の適応の様相の一端について述べる.