講演題目:
「自動車製造における産業用ロボットの活用状況とこれからのモノづくりへの展望」
講演者:
吹田和嗣(すいた かずつぐ)様
トヨタ自動車株式会社 モノづくり技術開発部 工程改善室 グループ長
ご略歴:
1989年3月大阪府立大学工学部機械工学科卒業
1989年4月~ トヨタ自動車株式会社 主に車両生産技術分野の開発業務に従事
(社会人国内留学)
1993年~1995年 豊田工業大学大学院 生産基礎工学専攻修了
2020年4月~ 筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群
知能機能システム学位プログラム 博士後期課程1年
講演概要:
自動車の生産ラインにおける産業用ロボットの応用開発とグローバル展開を進めてきました。
日本のモノづくりは少子高齢化、ニーズの多様化による 多種少量・変量生産への対応が大きな課題となっています。
産業用ロボットの世界ではロボットの安全基準を整備し、協働ロボットが 活躍し始めました。
工場ではヒトとロボットが作業分担をすすめ、ヒト作業の付加価値向上を目指しています。
この領域はヒトとの接点が深いサービス ロボット分野とも関連性が高いと推察され、
今後は研究活動の連携強化をしていく必要があると考えています。
ヒトとロボットがいかに助け合えるのかについて皆様と意見交換させて 頂くことを楽しみにしております。
対象:
筑波大学 大学生・大学院生・教職員
・学内の方は参加自由です.
・今回は学内者限定で開催いたします.